20ツインパワー4000XGのT型ハンドルノブをサードパティ製のラウンドタイプに交換してみました。

ハンドルノブ交換の際、20ツインパワーは15ツインパワーのハンドルノブのデザインから大胆な変更がありましたので、ハンドルノブ交換にコツが要りますので要点をまとめてみました。19ストラディックも同様です。

結論から言いますと、ハンドルキャップの外し方さえ分かればハンドルノブ交換は超簡単です。

ネジを回せば簡単にハンドルノブが外せた15ツインパワーから、20ツインパワーは新デザインになって難易度アップ
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写真は15ツインパワーになります。ハンドルノブのキャップには2つの小さなプラスネジがあり、そのネジを回せば簡単にハンドルノブが外すとができる構造となっておりました。

しかし、20ツインパワーのハンドルノブにはネジらしきものが見当たらず、どうやって外すのか分からず悪戦苦闘。

20ツインパワーのハンドルノブがこちら
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ツンツルテンのスムージング加工でキャップを外す第一段階から知恵の輪状態です。

ハンドルノブのリール側には三角形の穴が2か所あります。
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写真はハンドルから外した後に撮ったものですが、ハンドルにまだ付いている時はこの三角形の穴からドライバーを突っ込んでキャップを押してみたのですがハンドルキャップは動かず。

はてなフックで試すもダメ。

サードパーティ製のハンドルノブ交換パーツを覗いてみたら、金属性の引っ掛けみたいなものがあったのでそれを試してみることに。輪っか状の針金みたいなのです。
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この針金の先端がL字になっている部分を、キャップの内側両サイドの僅かに引っ掛かる部分を見付けてください。
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そこに引っ掛けて強く引っ張ってみた結果
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おおっ!やっと外れた。キタコレ!

ハンドルノブのキャップが外れただけでこんなに嬉しい気分になれるなんて思いもよらなかった私でした。

シマノ公式の取説で外し方載ってた

20ツインパワー取説PDF

シマノさん的にはドライバーを横からツッコんで引っ掛かる部分を見付けてハンドルキャップを外してねと記載されております。これを知っていたら何の苦労はなかったというオチです。
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実際にやってみたら簡単に外すことが出来ました。コツはゆっくり外すといいですよ。

取説にも記載されておりますが棒状のものでキャップを取り外していますとメッキコーティングに少なからず傷が入ります。

私も訳も分からず外しておりましたので結構な傷が入ってしまいました。

なので、パーツ価格表でハンドルキャップの価格を調べてみましたら

№115(20ツインパワー)
№90・№313(19ストラディック)
20ツインパワー、19ストラディックともに250円(税別)~350円(税別)

とありましたので、ハンドルキャップを外される方は、売る時にハンドルキャップの傷も審査の対象となりますので予備を一つ買っておくのもありですね。

また、逆に20ツインパワーをオークションやフリマで買われる方はハンドルキャップの引っかき傷に注意する必要も出て来ますね。気になる方は350円(税別)でパーツ購入をおススメします。

まとめ
15ツインパワーを始め、近年までのシマノスピニングリールのハンドルキャップとはキャップの外し方が変わりました。

ドライバーなどで横側からツッコんで引っ掛かる部分を見付けてテコの原理で簡単に外すことが出来ます。

キャップのメッキに傷が入りやすいので慎重に作業にしてください。

始めはなかなか外れませんが、慣れたらサクッと外すことが出来るようになりますのでご安心ください。

パーツ交換やベアリングのメンテナンスのお役に立てればと思います。