大森貴洋プロのB.A.S.S.優勝の余韻もさることながら、撮り溜めしていたThe Fising を観ることにしました。


GWのザ・フィッシングは並木さんの霞ヶ浦での春バス攻略が放送されていました。



その昔、並木さんに憧れてキャストをシコタマ練習していました。


並木さんと言うと左利きで有名ですよね。左方向から繰り出されるキャストは、右利きの私からすると真逆のアプローチ。その頃、左キャストをしていたプロはほぼ見かけなかったので、とても斬新なアプローチに感じたのは言うまでもありません。
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TV映像元 テレビ大阪 THEフィッシング


とっても単純な私、並木さんに憧れ過ぎてダイワリールを使って、この左キャストを何年も掛かって猛練習しました。


使うリールは並木さんと同じ右ハンドルのリールを使うことが鉄則になります。左利きの方は左ハンドルです。
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左キャスト初めはベイトリールを全く投げれない程のド下手でした。足元に急降下キャストするはバックラッシュも激しかったは、と苦い思い出ばかりです。


どんなにバックラッシュしても、まぁこんなものかな。ベイトリールを初めて使った時もこの難関をクリアしたしな。



っと、お気楽モードが良かったようです。


未だに左キャストの鍛錬は続いております。


なかなか上手く左キャストが出来ない方へ





右利きの方が並木さんの様なシャープなキャストは個人差がありますが、相当特殊な訓練をしないと出来ません。


右からのキャストならシャープ(気味)なキャストは出来ます。


普段の生活も含めて、長年の筋肉の使用やトレーニングと脳とうまく伝達・連携出来ないのが理由ではないかと推測しております。私の場合はそこが不器用過ぎなんですが(汗)


この現象はあっさりと諦めしまうのが良いみたいです。


えっ!?左キャスト出来ないじゃん!と思われるかも知れませんがご安心を。


並木さんの様なシャープなキャストをしないで、ゆったりもったりしたモーションでキャストをすれば良いんです。

2020年代のリールは大変進化しましたので、バックラッシュを恐れずにスイングのスピードをドンドン上げて行く練習も同時進行されると並木さんみたいなカッコいいキャストになります。


それでは並木さんの様な美しいキャストが出来ないじゃないか!とクレームが来そうですが(笑)才能がある方は是非チャレンジされてください!


ざっくりとまとめてみますと下記の7点になります。

①ゆっくりもったりしたモーションでキャストする。
②ロッドはソリッドグラスロッドは避けて、軽量なカーボンを使用すると振り易い。
③ロッドはMLやLアクションの柔らかいもの。
④1/2oz程度の重さがロッドに重量が乗せやすく振り易い。
⑤慣れるまではダブルハンドルのグリップを使用する。
⑥メカニカルブレーキ・マグネットブレーキを絞めて徐々に開放して行く。
⑦押し出すようなキャストがもっとも投げ易い。

左キャストにおける最大のメリット


左キャストの最大のアドバンテージは、同じスポットに撃ち込むにしても右キャストと使い分ける事によって弾道の角度を自在にコントロール出来る事です。


ボートで流すにもボートの進行方向とキャストする角度がマッチしない場合が存在します。


例えばボートの左舷をバンク側とする時は、右キャストで角度を大きく取ってキャストすると、カバーがあったりする際にカバーの奥に投げ込むことが可能になります。

左キャストではカバー手前のバスがストライクしてくるであろう大事な部分を潰してしまいます。
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この消波ブロックでの並木さんの場合は右舷側をバンクに着けて左キャストするとカバーの奥を射抜く事が出来ます。右キャストではダメなんです。
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TV映像元 テレビ大阪 THEフィッシング


ボートだけではなく、おかっぱりでもキャストをする向きが存在することは覚えていると損はないです。釣り雑誌なんかでは教えてくれないんじゃないでしょうか?


並木さんが釣れるボートの操船の仕方にバンク(岸)と平行に流すと効率良く流す事が出来ると提唱されております。その時に自身の技量が足らず、角度が合わないキャストをしていては非常に勿体ないトレースとなってしまいます。


また、同船者が居られる時に、左舷側をバンクとするときバウ側(船首側)の人が左キャストでキャストすると、バックシートの人に迷惑と危険を与えてしまいます。同じくバックシートの方が右キャストをしてしまっては、バウ側(船首)の人に迷惑と危険を懸けてしまいます。

利き手と逆で行うキャストスタイルは、実はボート内で仲間と釣りを円滑に楽しむ最高の心遣いなのかも知れません。


この連休で練習をされてみてはいかがでしょうか!?

追記 2023 4月1日

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