さっそくストラディックC5000XGのテストに行って来ました。


関連記事:ストラディックC5000XGは買いなのか?続編のインプレ篇です。


まずはタマゴハンドルノブのドノーマルの状態からスタートです。
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ロッドはシーバスロッド96Hの硬めをセッティングしました。

・ジグはショートタイプの60g
・ラインはエックスワイヤー1.5号(手元に2号・3号がなかった為)を使用。


C5000スプールと言っても4000ボディですので、ショアジギっぽいことをやるにはリールが小さいかな?と第一印象を受けましたが、ジグがボトムに着底してからのワンピッチジャーク数回でこのリールのポテンシャルに驚かせられました。


エキストラギア(XG)高速ギアなのに、ニューマグナムローターが搭載されているのか?と思うほどの巻きの軽さにビックリです。ローギアを使ってる錯覚になります。

C5000XGだけ新作なのでニューマグナムローターなのかな?とシマノさんのサイトを覗いて観ても何も書いてないんですよね。


それともう一つ、ワンピッチジャークがバッチリ決まる巻き取り量です。

105cmというと15ツインパワーSW10000PGの102cmを僅かながら上回る巻き取り量で、この巻き取り量がワンピッチジャークをもの凄く快適に操作出来る魔法の数字となっております。

リールも小さく軽いので本気でめちゃくちゃワンピッチジャークがやり易いです。ついついワンピッチやり過ぎて大政かデカカンパチが掛かったらゴメンナサイです(笑)そのくらい快適です。


テスターさん達の本気度が伝わってくるセッティングと仕上がりに驚愕して、お次はミノーを投げてマッチングを確かめます。


ミノーを使ったときのタマゴハンドルノブの感度が悪くなるのか?を検証します。


タマゴ型ハンドルノブでは、確かにオーバーパワー気味なグリップでミノーのただ巻きをすることになるのと、エクストラギアなので低速巻き時のリーリングスピードのアジャストが感覚的に難しい感じがします。

タマゴハンドルなので、ミノーを巻いている時の感覚に違和感がありますが、デカミノーの早巻きなら慣れたらOKかなと。

気になるリーリング時の感度ですが案外問題ないのかも?な感じでした。ハンドルノブの細い場所(付け根側)を摘まむとだいぶん巻き易いのかな?と実感しました。


比較対象でストラディック4000のT字ハンドル一式に付け替えましたらミノーにはやっぱりT字が使い易いです。

巻いている感覚がよりシルキーで繊細になります。ただ巻きの中での微妙な強弱は釣果を左右します。


予想通りジグにはタマゴハンドル。ミノーにはT字ハンドルはテッパンの組み合わせでした。兄貴も同感想でT字のハンドル一式を追加するそうです。



まとめ~C5000サイズ・2017年のリールチョイスはコレ!~


4000HGMにC5000スプールの移植をと考えておりましたが、C5000XGのドノーマルの設定が予想以上に素敵過ぎて、私もC5000XGを使わせて貰った帰りに購入。新規戦力に抜擢してしまいました。


気になる4000HGボディでのC5000スプール仕様ですが、4000HGの巻き量が『ハンドル一回転で93cm』、スプールが大きくなる分でプラス2cmほど多くなるかな?の95cmくらいと予想。ワンピッチジャークをするには、僅かながらテンポが狂いそうな予感です。


ですが、XGは留意しないといけない点があります。


XGはハガネギアでもHGギアやローギアより、刃の山が小さくて欠け易いのか、刃先が直ぐに摩耗しちゃう欠点があります。15ツインパワーC3000XGでも週末にボチボチ使って1年でゴリゴリになっていますので実証済みです。
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XGギアをご購入の際は一年に一回メインギア交換・工賃込みの(約8000円※ツインパC3000XGのお値段です)が必要になる可能性があります。


私が高速ギアのリールを疎遠する理由の一つですが、このように、新しい流れで出て来たリールには罠がいっぱいです。


といった感じのXGの高速ギアですが、シマノさん2017の新製品でもっとタフな使用を前提に強化された17ツインパワーXDが発表になりました。
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出典 シマノHP


簡単にまとめると、ギア強度の耐久性アップ・ドラグの耐久性、Xプロテクトでより防水性能アップが施されております。


この強化でXGのギア摩耗の弱点がやや解決するものかと思われます。


ということで、C3000HG、C3000XG、4000XGは2017年3月発売予定となっております。


今回話題に取り上げましたC5000XGは遅れて2017年4月発売予定 になっております。


2023年時点でのリール部門の新作は「シマノHP リール」よりご覧ください。


シマノさんのリールでC5000サイズの買い時は、お急ぎでない方は4月発売の17ツインパワーC5000XGを待たれた方が圧倒的に宜しいのではないかと思います。


糸巻き例も載せてみます。
サンラインさんのPEライン・スーパーブレイド5・8本縒り3号300mを巻いてみました。テンションを掛けて巻きますと約150mで8割は巻けますので、余った150m分のラインはスペアにとっておけます。
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はい。ストラディックC5000XGを早々と買ってしまった私は、ツインパワーXDが非常に気になってモヤモヤしております。

ストラディックで使いやすいのに、ツインパワーだともっといいんだろうなとしか思えませんw

訂正日 2023/4/09 本文・リンクを訂正